2025年「おじいちゃん聞いてよプロジェクト」

夏休みの企画「おじいちゃん聞いてよプロジェクト」。

小学生の子どもたちが、高齢者施設に出向き、

楽器の演奏や、読み聞かせなどをボランティア体験するものです。

今回は9名の希望者が参加。


練習日を別日に設け、ハンドベルの演奏をしたり、

ペープサートで「はしのうえのおおかみ」の朗読劇の練習をしました。

当日は、ほかに個別に読み聞かせをしたり、

おじいちゃんおばあちゃん向けに手書きメッセージ付きの折り紙を渡したり。

施設の高齢者の方はもちろん、スタッフの方までが涙を流して

感動してくれました。わたしたちも、ちょっともらい泣き。

とっても、あたたかい空気が流れていました。


高齢者施設の方との触れ合いの中で、

人の役に立つ喜びを感じ、優しい心を育み、自己肯定感をたかめていきます。

子どもたちは、こちらから言わなくても

優しい言葉をかけていましたし、大きな声で話をしてあげたり、

ひざを折って車いすの高齢者の目線に合わせて、読み聞かせしてあげていました。

お部屋に戻る高齢者さんに対して、全員に手を振って見送りもしました。

ひとりの子がする優しさが連鎖して、みんな優しい笑顔で接していました。


当日は、新聞取材も入りました。

市議会議員と県議会議員の方、桜井市ボランティアセンターの方、

また参加した子どもたちの保護者の見学もあり、

みんなが見守る中での実施ができました。

施設のスタッフの方をはじめ、

この企画に協力いただいたすべての方に感謝いたします。

ありがとうございました。

子ども読未知

さくらい読書会「子ども読未知(よみち)」は、主に奈良県桜井市を中心に、絵本と朗読の読み聞かせボランティアを行っています。40代50代の主婦が中心となり、子育てをしながら、仕事をしながら、楽しく活動をしています。